スキポール空港のスーパー
オランダの首都アムステルダムにあるスキポール空港は、世界のベストエアポートに選ばれたこともある有名な空港です。
オランダ旅行のお土産や乗継便を待つ間などに楽しめるスーパーやレストランなどおすすめのスポットがたくさんあります。
ここでは、スキポール空港にあるスーパーの「Albert Heijn(アルバート・ハイン)」について紹介します。
「Albert Heijn(アルバート・ハイン)」は、国内で約700店舗を運営しているオランダ最大のスーパーマーケットチェーンで、空港内のスーパーではサラダ、サンドイッチ、ビール、ワイン、ジュースなどの生鮮食料品の他にもオランダ名産の各種チーズ、定番土産のストローワッフル、お菓子なども購入できます。
この他にもスキポール空港には、チーズ専門店、チューリップ専門店、オランダのお土産専門店に国立美術館の別館もあります。
オランダのスーパーに関する情報は以下の記事でも詳しく説明しております。
オランダのスーパーに関する記事はこちら
オランダのコンビニ
オランダには、いわゆる日本でいうセブンイレブンやローソンなどの24時間営業スタイルのコンビニは無いそうです。
コンビニに代わりとして、「Night shop」というスーパーが閉ったあとに夜にだけ開いているコンビニ的なお店はあります。
しかし、最近は駅構内に日本と同じようなコンビニが次々とオープンしていて「AH to go(アルバートトゥゴー)」というお店で、オランダ最大のスーパーチェーンの「Albert Heijn(アルバート・ハイン)」が運営しています。
青い看板が目印で、主要駅やシティセンター、大きな病院、空港など大勢の人が行きかう場所にあり、営業時間は朝の通勤時間から夜10時頃(店ごとに異なる)までです。
品揃えは、ドリンク、お菓子、フルーツ、サンドイッチ、日曜雑貨、タバコ、雑誌など日本のコンビニと同様に豊富なラインナップを取り揃えているようです。
オランダのコーヒー・ブランド
オランダは、世界有数のコーヒー消費大国で、2012年に行った調査では一人当たりのコーヒー消費量は世界一だそうです。
オランダでは、喫茶店や職場での一杯はもちろん、自宅でこだわりのおうちカフェを行うほどで、ヨーロッパではドリップコーヒーよりもエスプレッソの方が飲まれていて、「Nespresso」や「Senseo」などのエスプレッソマシーンが広く普及しています。
アムステルダムで本格的なエスプレッソを味わえると評判なのが「Brandmeester’s」です。
ここのコーヒーは、「煎りたて」「挽きたて」「淹れたて」の3たてコーヒーにこだわりが、コーヒー豆を購入する時もお客様の淹れ方に合わせて豆を挽いてくれます。
コーヒー豆の魅力を最大限引き出すために、熟練の焙煎職人が少量ずつ焙煎するというこだわりようです。
オランダのスタバと呼ばれる「DOWE EGBERTS(ダウエグバード)」も有名です。
ただ、オランダでは喫茶店はコフィーハウスと呼ばれ、コーヒーショップは合法的な大麻を含むドラッグのお店です。
オランダの穴場
オランダの穴場と言える観光スポットを幾つか紹介します。
「キンデルダイク村」は、ロッテルダムにある世界遺産、風車19基が立ち並ぶその風景は、いわゆる「ザ・オランダ」、風車と湿原と運河、敷地が広くて時間がゆっくり流れていきます。
「キューケンホフ公園」は、南ホラント州リッセにある約700万株の球根花が咲き誇る世界一のフラワーパークで、約100種類以上のチューリップが東京ドーム7個分の敷地一面に広がる光景は圧巻、チューリップ以外にもバラ、アマリリス、ヒヤシンス、水仙などもただ毎年3~5月の2か月間しか開園しないのが残念です。
「国立美術館」は、首都アムステルダムにあるオランダ最大の作品数を誇り、レンブラントやフェルメールなどの絵画に加え、外観も荘厳で広場にある巨大モニュメントと一緒に写真を撮るのが定番となっています。
オランダのお土産
オランダのお土産は、多数ありますがこれを買えばはずさないという物を幾つか紹介します。
「ストロープワッフル」は、カリカリの薄い生地の中にキャラメルソースが入ったオランダを代表するお菓子です。
オランダのお土産と言えばチーズで、有名なのはセミハードタイプの「ゴーダチーズ」と「エダムチーズ」です。
「ドロステのチョコレート」は、オランダの老舗ココアメーカーで小さいサイズから大きい箱入りまでバリエーションが豊富で人気があります。
オランダのお米
オランダでは、基本的に日本のようなお米は作っていないようです。
購入したい時は、日本食材店に行くと種類が豊富で良く、日本よりは当然価格は割高になりますが、1~10kgの袋に入って販売しています。
銘柄は、こしひかりや秋田小町などもありますが、日本のお米をヨーロッパで育てた欧州産で名称がいかにも日本のお米っぽい名前のお米やアメリカで生産されたお米が売られていることが多いようです。
オランダ最大手のスーパー「アルバート・ハイン」では、色々な種類のお米が売られていますが、どれも小さいパックで売られています。
一番有名なのは「ゆめにしき」で、イタリアで作られているコシヒカリ品種で価格は10kg36ユーロ程度で販売されています。
オランダのお茶
西欧に初めてお茶を伝えたのは、1610年オランダの東インド会社で、当時は紅茶ではなく、日本の平戸で買った日本茶とマカオでポルトガル人から買った中国茶だったそうです。
お茶と共に茶碗や急須などの磁器も中国や日本からヨーロッパにもたらされたのです。
当時の茶碗や急須は、中国の景徳鎮のものや日本の伊万里焼だったそうで、伊万里焼の美しさが西欧の人の心をとらえ、それがマイセンなどにつながっていったのです。
その後、イギリスがオランダに戦争で勝ちお茶の輸入を独占するようになり、オランダは1870年代からお茶の貿易を再開したそうです。
紅茶の歴史は、ヨーロッパでは一番古いはずなのですが、オランダではコーヒーが一般的に飲まれていて家庭でお茶というと何も言わず、何も聞かずにコーヒーが出されるそうです。
紅茶では、色々な種類のフレーバーティーバックが人気だそうです。
オランダのサラミ
オランダは、アメリカに次ぐ世界第2位の農産物輸出国で、サラミの原料となる豚肉の生産・加工・輸入などにも力を入れています。
日本にも、オランダ風車豚という良質で甘みがある豚肉が輸入されています。
オランダ国内のスーパーでは、オランダ国内産のサラミを始めとして数多くのサラミやソーセージが販売されています。
フランス産のサラミやソーセージも人気があって、白カビがついていて香りがあるもの、冷してからスライスして食べるものなどが販売されています。
オランダでは、「Ossenworst」という生の牛をひき肉にしたソーセージをペースト状にした商品が人気で、パンに塗ってとか玉ねぎと一緒に食べます。
オランダの味噌
オランダでも味噌は、購入することが可能で、日本食材店で手にすることができますが、価格は高くて種類や質も限られているという現状です。
日本人の食生活において味噌は、味噌汁がおふくろの味と呼ばれるだけあり切っても切れない食材ですが、オランダで住んでいる方達にとっては種類が少なくて東海地方で好まれている赤味噌などは手に入りにくいのが現実です。
オランダ在住の方達では、麹を購入して自分で作る人も増えているそうですし、だしも顆粒状のものは日本食材店で売っています。
味噌と同様に日本人の食生活にかかせない醤油については、卓上用のものはスーパーで買うことができます。
量の多いものは日本食材店で購入が可能で、実は醤油メーカーのキッコーマンがオランダに工場があります。
オランダのフードデリバリー
オランダでもフードデリバリーサービスは、人気があるようです。
首都アムステルダムでは、2つの会社の人気があるようで自転車で配達をしている姿を見かけます。
「thuisbezorgd.nl」は、2000年に設立された「Takeaway.com」が運営する会社で配達希望先の郵便番号を入力するとレストランを検索、ミールの種類、配達時間、配達コスト、最低注文料金が検索後の一覧で確認して注文します。
現在100件以上のレストランと提携を結びアカウント登録もFacebookに対応していて便利です。
「deliveroo.nl」は、2013年に設立された会社で利用方法は「thuisbezorgd.nl」と同じですがアカウントがSNS対応されていなく提携先が少ないようです。
日本では、レストラン自体がデリバリーをするのが主流ですが、オランダではデリバリー会社がレストランと提携するというスタイルです。
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