引き出しの中がごちゃごちゃになってて、ちょっとした隙に誰かに見られ、恥ずかしい思いをしたこと、ありませんか?
何かが引っかかって開かなくなって、ガタガタさせちゃったこと、ありませんか?
引き出しは普段閉めているものなので、見えないからすぐ忘れてしまいますよね。
ここをきちんとするのも見えないオシャレであり、何よりそのほうが使いやすいです。
今日はそんな引き出し収納について、まとめてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、今回は、引き出し収納のお片付けですっきり!5つのポイントについてお伝えします。
引き出し収納のお片付けですっきり!5つのポイント
【ポイント1】《専門店街をつくる》
収納というのは、人が住む町に似ています。
オフィス街、デパート街、服屋の多い町、食べ物屋の多い町、飲み屋の多い町、など町ごとに特徴があると、お店も探しやすかったりしますよね。
収納もこれと同じように、目的や種類の似通ったものは、なるべく近い場所に置くようにしたほうが、探しやすく、使いやすくなります。
引き出しは例えるなら1軒1軒のお店,いわば専門店です。
ただし、雑貨店もあると思います。
たとえば右利きの人なら、自分の机の右手の引き出しは自分がしょっちゅう使うものを入れることが多いと思います。
そこが雑貨屋のようなもので、すぐ使いたいものをすぐ手が届くところにおいてある、という状態かもしれません。
そういった、「特別よく使うものが種類を問わず入っている」引き出しは、せいぜい2つまでにして、増やさないようにしましょう。
そして、それ以外はなるべく専門店の引き出しへ収納することを基本にしましょう。
【ポイント2】《引き出しの高さ》
大ざっぱなものの置き場所が決まったら、もう少し細かく、どの引き出しをどの位置で使うかを決めましょう。
よく使うものは、自分の目線より下で、かつ腰より上にあると取り出しやすいです。
また、同じ種類のものでも、ひとつの引き出しに入れる物が多くなりすぎると、引き出しに挟まったものが壊れたり、物が下に落ちたり、開かなくなったりする原因になります。
まず、普段使い用と在庫用の引き出しを分け、たくさんあるものは在庫用の引き出しや在庫置き場に置いて、普段使い用の引き出しから中身が減ったら、適宜補充するようにするとよいです。
在庫用の引き出しは頻繁には開けないので,低い位置でもかまいません。
引き出しはその構造上、高いところにあると中身が見えず、使いにくいばかりか、無理に物を取り出そうとすると引き出しがスライドしてきて人にぶつかったりして、危ない状況におちいることもあります。
ですので、高いところへの収納は、引き出しではなく、ひとかたまりで取り出せる箱などに入れておくほうがよいです。
【ポイント3】《大きな引き出し、小さな引き出し》
大きな引き出しには大きなものを、小さな引き出しには小さなものを入れましょう。
小さい引き出しに大きいものはそもそも入りませんが、大きい引き出しに小さいものをたくさん入れると、探しにくく、取り出しにくいです。
そうはいっても、都合上、深い引き出しをなんとか仕切って使いたいときもありますね。
もし,2重底にしたいときは、自分で、その引き出しに合うような底板のある仕切り箱をつくっておくと便利です。
といっても、ちょうどいいサイズの空き箱などがあれば、箱の両脇に取っ手をつけるか、底板に指を通す穴を入れておくだけ。
さらに、下の段に角材などで仕切り箱を支える柱を備え付けておきます。
最初に作るのはちょっとだけ手間ですが、一旦つくっておきさえすれば、そのあとの出し入れがぐっと楽になります。
【ポイント4】《取り出しやすい仕切り》
引き出しに小物や衣類をしまうために、仕切りを使っている人は多いと思います。
仕切られたスペースを使う上でのポイントとして、次のようなものがあります。
・1つの仕切りで囲まれた場所にはなるべく1種類のものを入れる。
・たくさん入れすぎない。普段使い用と在庫用の引き出しを分けておく。
・隣同士に目的が違いすぎるものを置かない事。
・定期的に掃除し、収納するものの分け方も見直すこと。
・湿気が多い場所で段ボールや紙の仕切りを使うのはNG。
【ポイント5】《重いものは気をつけて!》
ファイルキャビネットなどは重いものでも耐えられる素材や構造になっています。
薄いプラスチックの引き出しケースなどに重いものをたくさん入れると、底板が割れたり破損したりすることがあります。
さらに、重い引き出しを上下に重ねると、下の引き出しが開けにくくなることがあります。
書類や食器など、重いものを引き出しに入れる際は、その引き出しの”耐荷重”をチェックしてから使いましょう。
まとめ
引き出し収納のお片付けですっきり!5つのポイント
【1.専門店街をつくる】
目的や種類の似通ったものは、なるべく近い場所に置くようにしましょう。
【2.引き出しの高さ】
どの引き出しをどの位置で使うかを決めましょう。
【3.大きな引き出し、小さな引き出し】
大きな引き出しには大きなものを入れましょう。
【4.取り出しやすい仕切り】
引き出しに仕切りを使いましょう。
【5.重いものは気をつけて!】
重いものを入れる場合は引き出しの耐荷重を確認しましょう。
いかがでしたか?
引き出しは見せない収納の強い味方。
家や職場の引き出しをうまく使いこなせるようになれば、物を探す時間も減って、お部屋の見た目だけでなく、所作も、気持ちも、スマートになること間違いなし。
スッキリ収納上手を目指しましょう!
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