有馬温泉のアクセス
日本書紀や古事記などにも記載のある古くからの温泉が有馬温泉です。
道後温泉、白浜温泉と並ぶ日本三古湯のひとつになっています。
「関西の奥座敷」といわれ、兵庫県南東部の六甲山北麓にある温泉です。
有馬温泉の泉質は、国が指定している9つの泉質のうち、単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、二酸化炭素泉、含鉄泉、放射能泉の7つの泉質を有している全国的にも珍しい温泉です。
有馬温泉でいくつのも泉質を楽しむことができます。
「関西の奥座敷」といわれていますが、有馬温泉へのアクセスは、大阪方面からは、車の場合、中国自動車道 池田ICから西宮山口ICで阪神高速北神戸線に入り、有馬口出口から約3㎞で到着します。
電車の場合、JR神戸線 三宮駅で下車、地下鉄三宮駅で北神急行に乗り、谷上で下車、神戸電鉄有馬線に乗り換え、有馬温泉駅で下車します。
大阪梅田駅からは、高速バスもあります。
有馬温泉は、六甲山の東端にあるので、ケーブル・バスを利用し、山並みを縦断していく方法もあります。
有馬温泉の駐車場
有馬温泉まで車で移動したとき、気になるのが駐車場です。
江戸時代末期の風情が残る有馬温泉では温泉街の駐車場はそう広くはないので、時間に余裕を持って移動することをおすすめします。
・有馬温泉駐車場
大型バスも駐車可の温泉街メインの駐車場です。夜間の駐車は可能ですが、夜間は出入庫不可となっているので注意して下さい。
営業時間:平日 9時~19時 土日祝日 9時~20時
駐車料金:普通車 3時間600円 その後1時間毎100円追加 1泊2000円
・有馬温泉第2駐車場
有馬温泉駅西側にある駐車場ですが、駐車台数は18台なので狭めです。24時間営業しており、夜間の出入庫も可能です。
駐車料金:平日 9時~20時 1時間毎200円 時間内最大500円
土日祝日 9時~20時 1時間毎300円 時間内最大1500円
全日 20時~翌日9時 1時間毎100円 時間内最大300円
・池之坊有料駐車場
有馬温泉のほぼ中心部にある駐車場です。24時間営業で、料金はやや高めとなっています。
駐車料金:平日・土曜日:1時間毎300円
日祝日:1時間毎400円
・ロープウェイ駐車場
温泉街の一番奥にある、ロープウェイの駐車場です。
営業時間:9時~19時 夜間駐車は可
駐車料金:1回600円 1泊800円
駅前にはコインパーキングもあります。
有馬温泉は古くからの温泉街であるため、道幅が狭く、駐車場よりも周辺道路の混雑が目立ちます。
そのため、最近では温泉街外周にある駐車場を利用し、徒歩で散策するケースが増えています。
有馬温泉の散策
有馬温泉は古くから栄えている温泉地なので、その歴史を感じられる神社仏閣などの名所めぐりや公園の散策、外湯巡り、地元の名物の食べ歩き、カフェ巡りなどがおすすめです。
また、夜景もおすすめです。
愛宕山からは有馬温泉街の夜景を楽しめますし、ちょっと離れた六甲山まで足を伸ばすと、さらに広大な夜景を楽しめます。
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有馬温泉観光のおすすめ
有馬温泉観光のおすすめの一つは、名所巡りです。
「善福寺」「温泉寺」「太閤の湯殿館」「湯泉神社」「瑞宝寺公園」「有馬天神社」の名所がおすすめです。
徒歩3時間くらいで回ることができます。
次は、外湯巡りです。有馬温泉には市営の「金の湯」「銀の湯」をはじめ、いくつもの外湯があります。
また、有馬温泉は7つの泉質を持っているので、その違いを感じながらの入浴もいいですね。
そば、炭酸せんべい、湯まんじゅうなどの名産もたくさんあるので、食べ歩きしながらの入浴もおすすめです。
有馬温泉観光コース・日帰りプラン
有馬温泉は、「関西の奥座敷」と呼ばれており、大阪・神戸方面からのアクセスは便利です。
そのため、日帰りでの温泉・温泉街散策も十分楽しめます。
日帰りコースの一例を紹介します。
・有馬温泉到着、「ねね橋」で記念撮影
・市営「金の湯」に入り、温泉街でランチを楽しみ、街並みを散策
・湯本坂あたりのカフェで一休み
・駅前でお土産購入
短時間ですが、1日でぐるりと廻り有馬温泉の雰囲気を十分に楽しめる観光コースになります。
有馬温泉日帰りのおすすめ
「関西の奥座敷」といわれる有馬温泉は、大阪・神戸方面からのアクセスもいい立地条件なので、日帰りで温泉を楽しむプランのある温泉施設も多くあります。
・御幸荘花結び
雄大な六甲山の景色を見渡せる露天風呂が自慢です。
入浴のみ、食事つきプランもあります。有料のレンタルバスタオル、浴衣もあるので、手ぶらでも入浴を楽しめます。
・有馬御苑
有馬温泉特有の金泉、銀泉どちらとも楽しめます。
日帰りで両方楽しめるので、お得感いっぱいです。
入浴のみ、食事付きどちらも可です。
レンタルタオル、バスタオルは無料です。
・有馬温泉 日帰り 康貴
日帰り入浴のみの施設です。
こちらも金泉、銀泉両方楽しめます。
バスタオルのレンタルはありますが、ハンドタオルは購入となります。
・有馬温泉 太閤の湯
26種類の温泉と岩盤浴を楽しめます。
テーマパークのような施設で、ゲームコーナー、ボデイケアなど1日いても飽きないほど充実しています。
玄関前の「太閤四季彩園」では森林浴も楽しめます。
入館料にはレンタルバスタオル、タオル、館内着が含まれています。
有馬温泉の日帰り観光
有馬温泉観光のおすすめの一つは、名所巡りです。
行基が開いたとされる「善福寺」は春の糸桜が見ものです。
「太閤の湯殿館」は、阪神淡路大震災で倒壊した庫裏から発見された豊臣秀吉が築いた湯船や庭園跡などを展示しています。
「湯泉神社」「瑞宝寺公園」は明治時代に廃寺となった瑞宝寺の跡地です。
「有馬天神社」は温泉の鬼門除けのため、京都の北野天満宮を勧講したものです。
この順に回ると、徒歩3時間くらいで回ることができます。
次は、外湯巡りです。
有馬温泉には市営の海水の2倍近い塩分を含み、鉄分も多いため空気に触れると褐色になる金泉の「金の湯」、炭酸泉とラジウム泉を混合した「銀の湯」をはじめ、いくつもの外湯があります。
また、有馬温泉は7つの泉質を持っているので、その違いを感じながらの入浴もいいですね。
そば、炭酸せんべい、湯まんじゅうなどの名産もたくさんあるので、食べ歩きしながらの入浴もおすすめです。
有馬温泉観光の季節
いつ訪れても、景色や温泉を楽しめる有馬温泉ですが、やはりその季節にしか楽しめないものもあります。
特に桜や紅葉の名所として知られています。
春は、桜の開花に合わせて「有馬さくらまつり」開催されます。
善福寺の糸桜をはじめ、鼓ヶ滝公園の有明桜は有馬六景の一つをして有名です。
夏は、8月上旬の夏祭りです。
有馬温泉の芸妓衆と盆踊りを楽しめます。
秋は紅葉です。
瑞宝寺公園の紅葉は見どころ満載です。
また11月初旬には豊臣秀吉の遺徳を偲んで「有馬大茶会」が催されます。
冬は1月2日の入初式で1年がスタートします。
有馬温泉の芸妓が扮する湯女の練行列や湯もみなどを行う新春ならではの行事です。
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有馬温泉観光・子供向け
温泉に行くと、大人はのんびりとしたいと思いますが、元気いっぱいの子供はのんびりなんてできませんね。
有馬温泉に来て、お子さんと一緒に楽しめるのが、「有馬玩具博物館」です。
世界5か国から集められた約4000点のおもちゃやコレクションが展示されています。
おもちゃに触れて遊ぶこともできるので、子供にとっては楽しくて仕方のない空間です。
また、昔懐かしいおもちゃも多くあり、大人でも飽きない施設です。
六甲山には、アウトドアで遊べる空間があります。
また「六甲山カンツリーハウス」「六甲山フィールド・アスレチック」です。
六甲山の自然を満喫して遊ぶことができます。
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