葉桜の意味、季語などに関する気になる情報!

葉桜の意味は?

「葉桜」とは、桜の花が散り、若葉が出始めたころから新緑に覆われるころまでの桜の木またはその様子を言います。
「葉桜」と表記しますが、桜の葉そのものを示す言葉ではありません。
桜の花が散り、若葉が出始める季節の移り変わりを表す言葉なのです。
それ以降、桜の木に葉が生い茂る時期は葉桜とは言いません。
そのため、「葉桜」という言葉は、4月下旬から5月下旬まで使える言葉となります。
また、桜には花言葉がありますが、葉桜には花言葉はありません。

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葉桜の季語は?

俳句では、季節の言葉「季語」を必ず使わなければなりません。
「葉桜」は桜の花が散った後の様子なので、春の言葉のように思われがちです。
しかし、季語では春ではなく、初夏の季語となります。
これは、俳句の世界では旧暦を使っているため、桜の花が散り、葉桜となる5月は初夏の季節にあたるからなのです。
また、若葉が日々成長する様子は、初夏の爽やかさにもつながります。
そのため、葉桜の新緑の美しさを初夏に例えた季語としているのです。
また、「葉桜」という言葉は、季語だけではなく、手紙での季節の挨拶としても使います。
この場合、葉桜は4月から5月上旬を指す言葉となります。しかし、注意したほうがいい点があります。
それは、桜の咲く時期が地域によって違う点です。
本州では、4月から5月にふさわしい季節の挨拶となりますが、九州では少し遅い印象になりますし、北海道ではまだ早い印象になってしまいます。
地域に合わせた使い方を使った方が無難です。

葉桜と魔笛について

「葉桜と魔笛」は、太宰治の初期の短編小説です。
1939年「若草」で発表されました。
老婦人が葉桜のころのなると思い出す、35年前に亡くなった妹のことを語る作品です。
10ページほどの短い作品ですが、美しい妹が余命わずかである、その無念さと切なさが描かれています。
句読点が多く、独特な文章となっていますが、姉妹の愛の深さも表現されています。
短編ですが、じっくりと読んでみることをおすすめします。

葉桜 飛鳥山公園について

飛鳥山公園は、東京都北区王子にある区立公園です。
小高い丘になっており、密かな桜の名所となっています。
3月下旬から4月上旬までは園内にぼんぼりが灯され、夜桜も楽しめます。
毎年4月上旬にはさくら祭りが開催されます。2019年は4月6日(土)、7日(日)を予定しています。
飛鳥山公園は、桜だけではなく、1年中花と緑が彩り鮮やかな公園です。
桜の後は、つつじが咲き誇ってきます。
桜が散ったあとも、葉桜の新緑とともにつつじも楽しめます。
公園の奥には、舞台と噴水のある「多目的広場」があります。
さらに「児童エリア」には、色とりどりのさまざまな遊具のほかに、蒸気機関車D51の車両が展示されています。
D51の運転席を見て、触れることができるので、子供たちの好奇心をくすぐること間違いなしです。
飛鳥山公園のそばには、「紙の博物館」「北区飛鳥山博物館」「渋沢資料館」「お札と切手の博物館」があります。
外遊びだけではなく、子供の知的好奇心も満足させてくれる場所となっています。

葉桜ふれあい公園について

葉桜ふれあい公園は、宮崎県東臼郡美郷町にある公園です。
山間部にあり、自然に囲まれた抜群の環境の公園となっています。
小さなお子さんから大人まで楽しむことができる遊びの場となっています。
園内にあるタワーに登ると、美郷町西郷区一帯を一望でき、その眺望は緑鮮やかでとてもきれいです。
景色だけではなく、高台にある地形を生かした自然体験も楽しむこともできます。
近くには、「森の科学館」もあり、森の神秘や森林のしくみ、保護について学べます。
遊びながら、自然の奥深さを体験できる公園となっています。
山間部のため、公共交通機関を利用しての移動は少し不便なので、車で行くことをおすすめします。

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