国立西洋美術館に関する情報まとめ【混雑、駐車場、チケット、割引など】

国立西洋美術館の混雑状況

国立西洋美術館は、東京都台東区の上野公園内にある西洋美術を専門とする美術館です。

世界最古のギリシア建築遺産が点在するシチリア島の「神殿の谷(Valle dei Templi)」やクロード・モネの「睡蓮」、ロダンの「考える人」など250を超える作品だけではなく、実業家の松方幸次郎が大正初期から昭和初期に築いた西洋美術のコレクションが有名です。

設計はフランスの建築家ル・コルビュジェが担当し、地上3階、地下1階、塔屋1階の鉄筋コンクリート造りの建物です。

この建物は、ル・コルビュジェが日本に残した唯一の建築作品で、2016年、他の地域の作品とともに世界文化遺産に登録されています。
2020年10月より2022年春まで、館内施設整備のため、休館中です。

国立西洋美術館は常設展示と展覧会展示とに分かれています。

常設展示に関しては、平日であればさほど混雑はありませんが、土日祝日は混雑していることが多いです。
展示会は人気のものが多く、平日、土日祝日問わずかなり混雑することが多いです。

国立西洋美術館の駐車場

国立西洋美術館は、JR上野駅、京成上野駅や東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅からほど近く、公共交通機関でのアクセスが良好なため、専用駐車場はありません。

近隣にはいくつか駐車場があります。
そのうち、便利なものを2つ紹介します。

上野パーキングセンターは、駐車台数が400台と多く、24時間営業しており、駐車料金は30分300円。
国立西洋美術館利用だと、駐車料金が10%OFFとなります。

上野中央通り地下駐車場は、駐車台数300台、24時間営業しています。
駐車料金は8時から22時までは最初の30分は300円、以降10分ごとに100円、22時から8時までは30分100円です。
ただし平日のみ最大料金が500円となっています。

国立西洋美術館の19世紀ホール

国立西洋美術館の1階正面入口から入ると常設展示スペースへの導入部には、中央に設けられた大きな吹き抜けの空間があります。

これは製作者のル・コルビュジェにより19世紀ホールと名付けられました。
高い三角形の天窓から降り注ぐ柔らかく光は、えもいわれぬ空間を作りあげています。

本来であれば、ル・コルビュジェはこのホールの壁面に19世紀を象徴する写真壁画を飾るつもりでしたが、実現しませんでした。
そのため、やや物足りない印象を受けるホールになっています。

しかし、スロープで2階の展示スペースに上り、回遊することができ、スロープを上るにつれ、空間が変化して、展示作品をいろいろな角度から観賞できるようになっています。

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国立西洋美術館のVR(バーチャルリアリティー)

新型コロナウイルスの影響で、緊急事態宣言が発令中です。
外出自粛の影響もあり、お目当ての美術館に足を運ぶことが難しくなっている日が続いています。

そこで、現地に足を運ばずとも、ストリートビューで作品を閲覧できるようになっている美術館がいくつもあります。
Googleのアプリ「Arts&Culture」で世界の芸術作品などが鑑賞できます。
国立西洋美術館もその一つです。

世界最古のギリシア建築遺産が点在するシチリア島の「神殿の谷(Valle dei Templi)」やクロード・モネの「睡蓮」、ロダンの「考える人」など250を超える作品がVR(バーチャルリアリティー)で鑑賞できます。

有名な作品は、美術館学芸員の方が解説している動画もあります。
新型コロナウイルス感染対策のため、どの美術館でもなかなか実物を鑑賞できない日が続いています。

さらに国立西洋美術館では館内整備のため長期にわたり休館中です。

そんな日々の中、VRでは貴重な展示品をじっくりと独り占めして観賞することができます。
でも、早く実物を鑑賞できるようになるとうれしいですね。

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国立西洋美術館チケットのオンライン販売

国立西洋美術館は、現在館内設備整備のため、2020年10月19日から2022年春までミュージアムショップ、レストランのCAFÉすいれんを含め、全館休館となっています。

そのため、チケット販売はなく、オンラインでの販売も中止となっています。

開館予定が分かり次第、公式HPからオンラインでのチケット販売も再開される予定です。
最新情報は、公式HPまたは公式SNSでご確認下さい。

国立西洋美術館の公式HPはこちら
国立西洋美術館の公式Twitterはこちら

国立西洋美術館のチケット割引

国立西洋美術館の常設展の観覧料は一般 500円、大学生 250円、18歳未満、65歳以上は無料となっています。
企画展の観覧料はそれぞれによって異なりますが、1000円から1800円程度です。

常設展は、東京メトロ&東京都交通局発行の1日乗車券を購入し、チケット窓口で提示すると100円引きになります。

また、東京・ミュージアムぐるっとパスを購入すると、こちらも100円引きになります。

さらに、国立美術館キャンパスメンバーズに加盟している大学の学生、教職員は、常設展が無料、企画展が200円引きとなります。
チケット購入窓口で、学生証または教職員証の提示が必要です。

また割引特典の多いJAFやアソビュー、ベネフィットステーションなどですが、国立西洋美術館のチケット割引の特典はありませんでした。

国立西洋美術館のパスポート

多くの美術館の中には、1年間いつでも入館が可能なパスポートなどの観覧券を用意しているところがあります。

しかし、残念ながら国立西洋美術館にはパスポートはなく、その都度チケット購入して、観覧することになります。

国立西洋美術館のトートバッグ

国立西洋美術館のミュージアムショップにはここでしか購入できないモネの睡蓮やゴッホのばらなどがあるマグカップ、コースター、ペーパーウェイトなどの商品があります。

2022年春まで休館中なので、ミュージアムショップも閉店中です。

2019年、開館60周年記念「ル・コルビュジェ絵画から建築へ―ピュリスムの時代」展の500枚限定のコラボトートバッグ付き前売り券がありました。
限定品だけあって、こだわりの強いトートバッグとなっています。

サンクポワン、本展、国立西洋美術館のロゴが入っているオリジナルデザインとなっていて、繊維の安全保証「エコテックス(R)」の認証がされている高品質な薄手の仕上がりとなっています。

限定品なので、持っている方は少なく、なかなか目にすることができない品です。

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国立西洋美術館のユーチューブ

新型コロナウイルス感染症の蔓延により、一度目の緊急事態宣言が発令され、他の美術館同様2020年2月29日より臨時休館となっていた国立西洋美術館。

2020年4月14日よりYouTube、Facebook、Twitterを使ったコンテンツを配信されました。
Facebook、Twitterでは、所蔵作品を解説付きで紹介しています。

YouTubeでは、国立西洋美術館研究員による常設展のギャラリー・トークの動画を配信しています。
一度目の緊急事態宣言が解除された後、10月19日より全館休館となっているので、YouTubeなどでの配信は、家にいながら美術館を楽しめるいい手段となっています。

国立西洋美術館のYoutubeはこちら

国立西洋美術館のオンラインショップ

国立西洋美術館のミュージアムショップでは、モネの「睡蓮」、ロダンの「考える人」など、収蔵品をもとにしたここでしか手に入らないミュージアムグッズや子供から美術研究者まで利用できる書籍などが販売されています。

現在全館休館中のため、ミュージアムショップも休業中です。
展覧会カタログは、公式HPより通信販売で購入することができます。

ミュージアムショップ休業のため、今後オンラインショップが立ち上がる予定となっていますが、2021年3月現在準備中となっています。

オンラインショップはまだできていませんが、楽天市場、セブンネットショッピングでは、国立西洋美術館の書籍やカタログ、ガイドブックが販売されています。

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