根津美術館の行き方
根津美術館は、東京都南青山にある美術館です。
東武鉄道の初代社長で、現在の武蔵大学・武蔵高等学校・武蔵中学校の創立者で実業家の初代根津嘉一郎の古美術コレクションが展示されています。
収蔵品は7000点を超え、国宝や重要文化財も収蔵されています。
収集品は日本・東洋の古美術で、特に茶道具や仏教美術が充実しています。
数多くの収蔵品から、内容を変えて年7回の展覧会も開催されています。
根津美術館には駐車場もありますが、休日を中心に混雑しており、最寄り駅 東京メトロ銀座線、半蔵門線、千代田線「表参道駅」から徒歩10分ほどなので、公共交通機関を利用して出かけることをおすすめします。
行き方は、東京駅からは、東京メトロ丸ノ内線 赤坂見附で東京メトロ銀座線に乗り換え、表参道駅で降ります。
渋谷からは東京メトロ銀座線または半蔵門線に乗り、表参道駅で降ります。
上野からは東京メトロ銀座線 表参道駅で降ります。
表参道駅では、A5出口からは徒歩8分、B5出口、B3出口からは徒歩10分です。
根津美術館の混雑
根津美術館には、国宝や重要文化財も収蔵されているだけではなく、本格日本庭園も有名なので、来館者が絶えない美術館です。
平日なら比較的混雑は少ないですが、多くの方が休日の土日祝日は混雑していることが多いです。
ただし、新型コロナウイルス感染症により緊急事態宣言がされてからはオンライン日時指定予約での来館が多くなっているので、やや来館者が少なくなっている状況です。
また、予約しての来館が多くなっているので、大きな混雑がない状況です。
根津美術館でぐるっとパスは使える?
東京・ミュージアムぐるっとパス2020は、東京を中心とする99の美術館・博物館の入場券・割引券は1冊にまとまったお得なチケットブックです。
販売価格は1冊2200円、大人料金のみで使用できます。
有効期間は最初に利用した日から2か月間となっています。
また販売期間も定められており、現在販売中のものは2021年3月31日まで、こちらの最終有効期間も2021年3月31日までとなっています。
2021年4月1日からは「東京・ミュージアムぐるっとパス2021」となり、2500円で販売予定となっています。
残念ながら、根津美術館は東京・ミュージアムぐるっとパス2020の対象施設となっていないので、利用することはできません。
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根津美術館のクーポン
根津美術館の入館料は、企画展では当日券は一般1400円、高校生以上1100円、オンライン日時予約は一般1300円、高校生以上1000円です。
特別展では当日券は一般1600円、高校生以上1300円、オンライン日時予約は一般1500円、高校生以上1200円となっています。
多くのクーポンがあるみんなの優待、アソビュー、JAF会員、HISクーポンなどでも根津美術館のクーポンはなく、割引で入館することはできません。
しかし、根津倶楽部に入会すると、入館料が無料になり、ミュージアムショップでの買い物が10%割引になります。
さらに展覧会ごとに1名分の招待券が送付されます。
根津倶楽部の年会費は一人8000円です。
展覧会期間中、何度でも無料で入館できるので、よく来館される方にとってはお得となっています。
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根津美術館の駐車場
根津美術館には、専用駐車場が9台分あります。
そのうちの1台分は、身障者優先駐車場となっているので、一般の方は駐車できません。
そのため、専用駐車場に駐車するのが難しく、車で来館した場合、近隣のコインパーキングを利用される方が多いです。
特Pを利用すると、予約できる安い駐車場を簡単に見つけることができます。
駐車料金は、最安値で24時間600円、3時間400円、15時間1200円などとなっています。
利用する時間を考慮して、便利な駐車場を予約して利用される方が多いです。
根津美術館のカフェ
根津美術館の中にはカフェがあります。
その名もNEZUCAFE。
美術館の本館を出て、小道を進んでいくとあります。
美術館の入館料を払わないと入ることができません。
このカフェも美術館本館同様、隈研吾設計となっています。
外観だけではなく、店内の雰囲気もとてもよく、三方をガラスに囲まれていて、庭園の景色がより美しく見えます。
この景色を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすために訪れる方も少なくありません。
営業時間は、美術館の開館時間と同じ10時から17時となっています。
根津美術館カフェのメニュー
フードメニューもありますが、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が発令されている現在は、ドリンクとデザートのみのメニューになっています。
ドリンクがNEZUブレンドコーヒー、カフェオレ、紅茶、抹茶ラテのホット、アイスとゆずスカッシュです。
デザートは3種の焼き菓子、ショートケーキ、モンブラン、チーズケーキとなっています。
根津美術館カフェの混雑
人気のカフェなので、オープンと同時に来店される方も少なくありません。
12時を過ぎるころになると満席になるほど混雑しています。
根津美術館のあやめ
根津美術館の収蔵品の中でも有名なものの一つが、尾形光琳の国宝「燕子花図屏風」「夏秋渓流図屏風」です。
根津美術館の庭園のカキツバタが見ごろの時期に尾形光琳の展覧会を開催しています。
庭園のカキツバタは、あやめと間違えやすいのですが、花の中心が白くなっており、これがカキツバタの特徴です。
根津美術館のお土産
根津美術館には、ミュージアムショップがあり、オリジナルグッズが多数販売されています。
有名な尾形光琳の「燕子花図屏風」をモチーフにしたものが人気です。
また、ふせん、マスキングテープなど使うと気持ちが華やかになるステーショナリー、カキツバタが浮き上がって見える懐紙などが人気です。
双羊尊は、羊の頭が合体した酒器です。
とても貴重な品で、根津美術館以外では大英博物館しか遺っていません。
そんな貴重な品をかたどった干菓子「双羊尊」は、形もかわいらしく、パッケージも上品なので、気の張る方へのお土産にぴったりです。
収蔵品のポストカードもさまざまなものがありますが、この双羊尊の形そのままの双羊尊変形ポストカードは、ポストカード以外の使用例も紹介されていて、思わず買ってしまいたくなる品です。
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根津美術館のホームページ
根津美術館のホームページには、一番気になる展覧会情報があります。
展覧会の内容、日時指定予約開始日、イベント情報、休館日などが掲示されています。
さらに、新型コロナウイルス感染症感染対策として、現在は入館するにはホームページからのオンラインによる日時指定予約が必要となっています。他にも、根津美術館内のコレクション、庭園、NEZUCAFEの情報もしっかりと掲示されています。
アクセスマップもあり、最寄り駅の出口などのアクセス方法がとても分かりやすく、初めて根津美術館に行かれる方にとても分かりやすくなっています。
根津美術館では、多くの図録や書籍を出版しています。
その出版物もホームページから購入することができます。
図録などが欲しかったけれど、なかなか現地に行けないという方もすぐに購入できるので、便利です。
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