おたる水族館の場所・アクセス・行き方
「おたる水族館」は、北海道小樽市にある水族館です。
人気の観光地・小樽運河から車で15分ほどのところにあるので、小樽に来たらぜひ足を運んでほしい場所です。
おたる水族館は、海獣をたくさん飼育している全国でも珍しい水族館です。
日本一の数を誇るアザラシや巨体のトドなどがいます。
そんなおたる水族館へのアクセスは、車の場合、札幌からは札幌自動車道を利用し、小樽ICで下車、20分ほどで到着します。
公共交通機関利用の場合は、JR小樽駅から直行バスが出ています。
小樽駅前バスターミナル3番乗り場から運行しています。
直行バスとなっていますが、海周りと山周りの2経路があります。
小樽駅からはバスで25分ほどかかります。
料金は大人220円、子供110円です。
おたる水族館の料金
おたる水族館の料金は、季節によって変わります。
通常営業の3月16日~11月24日までは、税込みで大人 1400円、小中学生 530円、3歳以上 210円です。
また年間パスポートは、税込みで大人 2800円、小中学生 1060円、3歳以上 420円です。
2回以上訪れる場合は、年間パスポートのほうがお得となります。
また、この年間パスポートには、道内の他の動物園や水族館での入館割引も受けられる特典もあります。
12月15日~2月24日までの冬季営業では、税込みで大人 1000円、小中学生 400円、3歳以上 200円です。
また、小樽市内在住の70歳以上の方は、証明書提示すると料金は無料となります。
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おたる水族館の割引
JR小樽駅を利用する場合、小樽駅すぐそばの小樽都通り商店街にある「ふれあいプラザ」で割引前売り券を購入するとお得です。
通常料金より100円引きとなります。
札幌からJRを利用されるなら、「おたる水族館きっぷ」がとてもお得です。
JR往復乗車券+バス往復乗車券+入館券+餌券がついています。
札幌駅からバスで水族館に行く場合は、北海道中央バスが販売している「おたる水族館バスセット券」がお得です。
また、5月5日のこどもの日は、小学生以下のお子さんの入館料が無料となります。
さらに年間パスポートは、2回行けば元がとれる値段になっているだけではなく、道内の動物園、水族館の入館割引が受けられます。
ほくせんカードを保有されている方は、公式サイトから優待券を手に入れることができます。
チケット売り場で優待券を提示すると、通常営業期間で大人 1200円、小中学生 470円、冬季営業期間で大人 900円、小中学生 350円となります。
おたる水族館のセットきっぷ
JRやバスを利用し、おたる水族館に行く場合、割引になるセット切符があります。
JR利用の場合は、JR切符、バス、入館券がセットになった「おたる水族館きっぷ」があります。
札幌↔小樽 JR往復乗車券+小樽駅前↔おたる水族館 路線バス往復乗車券+おたる水族館入館券+300円相当の餌券がついて、通常営業期間で大人 2940円、中学生 2160円、小学生 1290円、冬季営業期間で大人 2540円、中学生 2040円、小学生 1170円となっています。
販売場所は、JR北海道主要駅の旅行センターやツインクルプラザです。
バス利用の場合は、JR小樽駅からおたる水族館行 小樽市内1日乗車券の利用で入館料の割引があります。
また、札幌駅からバスで水族館に行く場合は、北海道中央バスが販売している「おたる水族館バスセット券」は、札幌↔小樽 高速バス往復乗車券+小樽駅前↔おたる水族館 往復乗車券+入館券+ワインカフェ&ショップ小樽バインの割引券がついています。
通常営業期間で大人 2300円、中学生 1600円、小学生 1000円、冬季営業期間で大人 2000円、中学生 1500円、小学生 900円となっています。
公共交通機関を利用される場合は、セットきっぷがお得なのでぜひ活用してみて下さい。
おたる水族館へバス利用
おたる水族館は、JR小樽駅より車で20分ほどかかります。
JRなど公共交通機関を利用される方は、JR小樽駅からバスを利用されると便利です。
また、札幌から「おたる水族館バスセット券」高速バス、路線バスを乗り継いでいくこともできます。
札幌からでも高速バス利用し、40分ほどで到着します。
小樽市内観光地からは少し離れていますが、バスを利用すると便利に行くことができます。
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おたる水族館のペンギン
おたる水族館のペンギンショーは、「ちっとも言うことの聞かないペンギンがかわいすぎる」と評判になっています。
もともとはきっちりしたショーでした。
きっちりしたショーにするためには、餌の量を制限してのトレーニングを重ねなければなりません。
そのため、ペンギンも体調を崩すことも多かったのです。
20年ほど前からショーの目的が主ではなく、ペンギンの体調管理と繁殖を主眼にした食事管理を重視したところ、お腹がいっぱいになったペンギンは言うことを聞かない。
だったら、それを逆手にとった面白いショーができないかということがきっかけで始まったペンギンショーなのです。
餌を見ると張り切りだすペンギンですが、餌を隠すとぐうたらな姿に戻るしぐさがなんとも言えずユニークです。
さらに飼育員さんの話術がショーを盛り上げ、時折乱入してくるカラスやカモメもいて、爆笑してしまうペンギンショーとなっています。
おたる水族館のショー
おたる水族館では、オタリア・イルカショー、セイウチのお食事タイム、アザラシショー、ペンギンショー、トドショー、ペンギンの海まで遠足のショーが開催されています。
どの生き物も野生に近い環境にいるので、他の水族館とは一味ちがうショーを楽しむことができます。
トドショーでは、巨体のトドが日本海をバックにダイブする姿は壮観です。
また夏限定で客席に水しぶきもサービスしてくれます。
イルカスタジアムで行われるイルカショーは、バンドウイルカのダイナミックなジャンプには目を見張ります。
水しぶきを覚悟のうえ、前の席で観覧すると、イルカの大きさ、泳ぎの速さを体感できます。
ペンギンショーは、「言うことを聞かず、やる気のないペンギンがかわいい」やカモメやカラスに餌を取られるなど自由気ままな光景がTwitterなどで話題になっています。
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おたる水族館の混雑
おたる水族館は通常土日・祝日であっても、さほど混雑はしていません。
夏休み中も北海道の夏休みは短いので、子供が走りまわるほどの混雑はありません。
しかし、GW期間中だけはとても混雑します。
開園直後には水族館前にいつもにはない渋滞が起こるほどです。
館内はさほど広くないので、2~3時間あればショーも含めて十分に堪能できます。
狙い目の時間は開園直後の時間です。開園してすぐにイルカなどのショーが次々に開催されます。
水族館エントランス掲示板でスケジュール確認して、見たいショーを狙っていくのがおすすめです。
特にイルカショーは毎回ほぼ満席になるほどの人気ぶりです。
開演前20分くらいから席取りするがいいですね。
おたる水族館のランチ
おたる水族館海獣公園にある「浜の屋食堂」では、日本海を眺めながら、ホタテ、ツブ貝などの磯焼き、ニシン焼き、イカ焼きなど北海道の海の幸を味わえます。
水族館内にある「ニュー三幸」は、水族館の人気者・亀の太郎もモチーフにした「亀の太郎くんランチ」は大人も子供も楽しく味わえると好評の一品です。
おたる水族館と海獣公園
おたる水族館本館から歩いて4~5分のところに海獣公園があります。
ここは、ニセコ積丹小樽海岸国定公園内にあり、公園とはいうものの、海に柵をしただけの自然を生かした海獣たちのプールとなっています。
巨体のトド、2種類のペンギン、5種類のアザラシ、セイウチが暮らしています。
極寒の小樽で限りなく野生に近い状態で飼育されているのです。
通常営業期間中は、この海獣公園でアザラシとセイウチ、ペンギンとアザラシのショーが毎日行われています。
野生に近い状態なので、ショーの最中にも動物に与える餌を狙って、カモメやカラスなどがやってくるのも他では見られない光景です。
海獣公園内には餌売り場があり、購入して飼育プールで泳ぐアザラシなどに餌をあげることもできます。
トドの餌やり風景も見もので、餌を狙った巨体のトドがダイナミックなジャンプをします。
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