秋の味覚の代表格である松茸は、人工栽培ができなく、いずれも天然もの、収穫量が少なく、香りが豊かでとても高価な食べ物なので、食べる機会が少なく、ぬめりが出てきたり、白いカビみたいなのがあったりしても、どうしてよいか分からないことが多いです。
ここでは、松茸のぬめりおよびその対応方法についてまとめてみました。
松茸のぬめり
松茸のぬめりは、松茸は90%程度が水分でできているので、元々多少のぬめりがあります。
ぬめりがでているから必ずしも腐っている訳ではありません。
ドロドロする位のぬめりがある時や異臭がする時には腐っていますが、多少のぬめりは問題が無くて、松茸の中が白いならば、むしろ美味しい状態です。
ぬめりがある状態を放置すると腐るので早めに食べてください。
また、白いカビのようなものがありますが、それは気中菌糸という松茸の一部なので食べても大丈夫なものです。
松茸の洗い方・ぬめり
秋の味覚の王様と言われる松茸、高価なものなので中々食べる機会も無く、折角食べようとした時にぬめりがあった場合はどうすればいいのかが気になります。
松茸の成分は、水分がほとんどなので元々少しぬめりがあるように感じるので、ぬめりがあっても大丈夫、むしろ、少しぬめりがある方が新鮮なのです。
判断基準は、真ん中から縦に割ってみて中が白ければ大丈夫です。
松茸のぬめりを取る洗い方は、キノコは菌類なので水洗いをすると表面から水分を吸収してぬめりが増すし、香りも落ちるので、水で濡らして固く絞った布巾やキッチンペーパーで拭き取ります。
流水は、絶対NGで、水で洗う場合は、ボールに水を入れて指の腹で汚れや土を落とすようにして水分を必ず拭き取ります。
松茸が腐る?
松茸が腐ると、「異臭がする」、「ぬめってドロドロする」、「カビが生える」という状態になります。
松茸の賞味期限は、冷蔵庫で保存して1週間程度はもちます。
松茸には、独特な香りがあるのですが、腐るとそれとは違う異臭がします。
また、松茸は全体的に乾燥していないものが良いものとされていて、松茸の90%が水分でできているので鮮度が落ちると水気が無くなりカサカサした状態になります。
松茸がドロドロとして溶けた状態も腐っているので食べることはやめてください、見分ける判断としては松茸を繊維に沿って縦に割ってみて、中身が白い色ならば大丈夫、青、緑、茶色は腐っているか青カビが生えています。
腐ったものを食べてしまうと、吐き気、腹痛、痺れという症状が出て食中毒になることもあります。
松茸の賞味期限
松茸は、秋の味覚の王様と言われ、秋を代表する人気の食べ物、他のキノコとは異なり、人工栽培ができないために天然のものしか流通しておらず、毎年豊作や不作などによって価格が何倍にも高騰します。
松茸狩りも傾斜のキツイ場所が多くて大変です。
芳醇な香りと独特な食感を楽しむ食べ物なので賞味期限が気になります。
松茸の賞味期限は、基本的に常温では2日程度と言われています。
保存する時には直射日光が当たらずに風通しが良い場所で保存します。
冷蔵保存では、低い温度が良く冷蔵庫だと野菜室ではなくできればチルド室またはパーシャル室が適していて賞味期限は1週間ほど大丈夫です。
冷凍保存では、約1か月が賞味期限と言えます。
この位では松茸独特の香りも残っていますが、焼き松茸には向きませんのでお吸い物や松茸ご飯などが向いています。
松茸の保存方法
松茸の保存方法は、常温では2日が賞味期限、風通しが良く直射日光が当たらない場所に新聞紙かキッチンペーパーに包んで保存します。
冷蔵の場合は、土や砂を落とすために下処理が必要で根元の石づきを包丁かナイフで薄く鉛筆を削るように切ります。
次に汚れを落とすのですが、「水か塩水でボールの中で洗う」、「指を湿らせてこする」、「濡れた布巾や濡らしたキッチンペーパーでこする」のいずれかをします。
流水ではしない方が良く、水分はきちんと取ってからキッチンペーパーで包みその上からラップで巻きタッパーに入れて冷蔵庫で保存します。
冷凍の場合は、冷蔵と同じようにしてからラップで何重にも空気にふれないジプロックなどの保存袋に入れるか、または、カットしてから冷凍しても良いです。
まとめ
・松茸は90%程度が水分でできているので、元々多少のぬめりがあります。
ぬめりがでているから必ずしも腐っている訳ではありません。
・松茸のぬめりは、水で濡らして固く絞った布巾やキッチンペーパーで拭き取ります。
・松茸を繊維に沿って縦に割ってみて、中身が白い色ならば大丈夫、青、緑、茶色は腐っているか青カビが生えています。
・松茸の賞味期限は、基本的に常温では2日程度と言われています。
・冷蔵保存では、低い温度が良く冷蔵庫だと野菜室ではなくできればチルド室またはパーシャル室が適しています。
賞味期限は1週間ほど大丈夫です。
・冷凍の場合は、冷蔵と同じようにしてからラップで何重にも空気にふれないジプロックなどの保存袋に入れるか、または、カットしてから冷凍します。
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