換気扇は、お料理から出る湯気や油煙などのほかに、キッチンやリビングの空気を外に排気してくれる、おうちの中でも大切な設備です。
だけどなかなか汚れが落ちないし、お掃除方法が分からない・・・なんて方のために、簡単にできる換気扇の掃除のポイントについてまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、今回は、換気扇の掃除5つの方法!簡単にできて実はとっても重要についてお伝えします。
換気扇の掃除5つの方法!簡単にできて実はとっても重要
【方法1】
なるべく手間をかけずに掃除するのには、まず、いかに換気扇を分解しないで掃除するかということがポイントです。
日々のお手入れ、1週間か2週間に1度程度にコンスタントに掃除ができる場合は、汚れもあまりしつこく溜まっていませんので、プロベラなどを分解せず、そのまま掃除することを考えてみましょう。
その中でもまず、簡単に拭き取る方法を試してみましょう。
・専用の洗剤をスポンジや布に染みこませて、拭き取る方法
この方法は、もっともシンプルで簡単です。
数ヶ月に1回ないし年に1、2回はしっかり根こそぎ汚れを取り去っておけば、平静は料理の後や食器洗いのタイミングで、ささっと拭いておくだけで生活な状態を保つことができます。
・洗剤を使うことに抵抗がある方、洗剤の力にプラスアルファを加える方法
重曹に水を加えてペースト状にします。
それをスポンジや布に少しずつつけて、軽く磨くように拭きます。重曹がクレンザーの役割をしてくれるため、洗剤だけでは落ちにくい、固めの汚れには効果的です。
手肌に優しいのも魅力です。
ただし、乾くと重曹が粉状に残ってしまいますので、二度拭きが必要です。
そして、このように日々の手入れの際に、汚れを「予防」しておくことも大切です。
まず、フードを買って取り付け、マメに交換すること、そして、拭いて綺麗になったところにリンスやワックスを塗っておけば、汚れを防止する上に、掃除の際に汚れが浮いて落ちやすくなるため助かります。
【方法2】
さっと拭いただけでは落ちにくい汚れには、パックがおすすめです。
換気扇を分解せずにできる手軽さもありがたい点です。
キッチンペーパーに濃い目の洗剤を染みこませて、換気扇に貼り付けます。
放置して、30分ごとに汚れがゆるくなっているかを確認し、汚れが換気扇から浮き上がっていたら、ペーパーごと汚れを拭き取ります。
換気扇を分解せずにパックする場合のポイントは、液だれに注意するということです。
最初にあまりに多くの洗剤を染み込ませると、たれてしまい、換気扇の下に汚れを含んだ洗剤が落ちてしまうので、かえって周囲を汚してしまいます。
まず、換気扇の曲線部分にも張り付けるため、と心得て、湿らせた程度のペーパーをパックしましょう。
キッチンペーパーを何層かに重ねて貼り、その上からスプレーで洗剤をかけるようにすると、適量の洗剤が染み渡ります。
また、放置時間を長くすると乾燥してペーパーが換気扇に接着してしまいますので、汚れが浮いてくるのを確認しながら、水分を補給する意味もこめてスプレーで洗剤を後かけしましょう。
【方法3】
パックしても、今ひとつ汚れが浮きにくいという場合は、そこであきらめて分解するのではなく、熱を利用してみましょう。
ペーパーを貼り付け、液だれがしない程度に洗剤をスプレーで吹きかけた後、ドライヤーの熱風で温めましょう。
高温ではなく、ブローモードの穏やかな温風を、まんべんなく当てるのがコツです。
熱によって、じんわりと汚れがゆるみ、浮かんでくる・・・というイメージで行いましょう。
ドライヤーを近づけすぎたり、一定の箇所ばかりに集中して温風を当てすぎると、やけど事故の原因や、換気扇自体の破損・故障の原因になりますので注意しましょう。
熱風で湿気が奪われますので、多めに洗剤をスプレーしながら行うのがコツです。
【方法4】
それでも落ちにくい場合は、油を利用しましょう。
油汚れは、油に溶け出すものです。
手軽で、かつ最も効果が期待できるのは、灯油です。
厚手の布に染みこませて、ゆっくり汚れを覆って包むイメージで拭き取れば、驚くほど汚れが取れます。
ただし、手肌に刺激が強いため、必ず厚手の手袋を着用することが大切です。
また、換気扇を分解しないまま拭く場合は、飛沫が飛びますので、顔や目を保護するマスクやメガネも着けて行った方が良いでしょう。
換気扇周りに新聞紙を広げておき、周囲がよごれないように下準備しておくことも忘れずに。
灯油は印加すると大変危険なため、タバコはじめ火気には十分気をつけなければなりません。
また、灯油は、臭いがきついため、掃除のあとは臭いがしなくなるまで長時間換気しておくことをお忘れなく。
【方法5】
以上の方法でもやはり汚れが落ちない・・という場合は、仕方がありませんので、分解しましょう。
分解をして掃除する場合、洗剤等に漬け込む方法が有効ですが、分解する場合でもなるべく簡単に済ませたい場合は、漬け込む方法に移る前に、小麦粉または重曹を換気扇にまんべんなくふりかけて放置しましょう。
しばらくすると小麦粉や重曹が油汚れになじんでくるので、そこを熱いお湯で濡らし、固く絞った布で一気にこそげ取りましょう。
それだけでも、かなりのしつこい汚れが落ちます。
それでも残った汚れや隅の汚れは、洗剤に漬け込むか、爪楊枝・歯ブラシなどで落とせばよいでしょう。
まとめ
換気扇の掃除5つの方法!簡単にできて実はとっても重要
【方法1】
換気扇を分解せずに、洗剤などを用いてふき取ってみましょう。
【方法2】
キッチンペーパーに濃いめの洗剤をしみこませてパックしましょう。
【方法3】
ドライヤーの熱風で温めてみましょう。
【方法4】
火気に注意して油を利用しましょう。
【方法5】
分解して洗剤などに漬け込みましょう。
いかがでしたか?
換気扇の汚れは放置しがちになりますね。
ただ、その分汚れもたまりがちで、不衛生になるとご家族の健康面にも影響が出てしまいます。
毎日の日常生活でお付き合いする箇所ですので、常に清潔に保つためには、よりストレスの少ない方法で掃除・管理することが重要です。
簡単にできる換気扇の掃除のポイントをしっかりおさえて、日々、清々しく過ごしましょう。
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