換気扇のお掃除って大変ですよね。
大変だからこそ、ついついさぼっちゃう…そんな人も多いのではないでしょうか。
また、「うちはフィルターをつけてるから大丈夫」と思ってずーっとフィルタを交換せずに使っている人はいませんか?
実は換気扇のフィルターを放置するのはとっても良くないことなのです。
今回はその理由について、まとめてみました。
ぜひ参考にして下さいね。
それでは、今回は、換気扇のフィルターを放置すると大変な5つの理由についてお伝えします。
換気扇のフィルターを放置すると大変な5つの理由
【その1】《部屋中が油まみれに》
放置されたフィルターは、繊維の隙間にたくさんのゴミが詰まっているため、うまく換気できていません。
そんな状態で炒めものや揚げものを作ったり、部屋の中でジュージュー肉を焼いたりすると、排気はうまくいかず、部屋の中に汚れた空気が充満します。
なんとなく、換気が足りないな…と思って窓を開けたりすることもあるでしょうが、実はこのとき既にいろんな場所が汚れてしまっています。
油の細かい粒が煙といっしょに部屋中に広がるのです。
そして、家具や壁紙や天井などを汚していきます。
部屋の電灯のカサをさわってみたとき、油っぽい汚れがついているとしたら、間違いなく換気がうまくいっていない証拠です。
フィルターが黄色っぽくなってきたらすぐに新しいものに取り換えましょう。
【その2】《換気扇やダクトの中も油まみれ》
換気扇フィルターを放置しておくと、換気扇の内部にも油やほこりが入り込んでいきます。
換気扇というのは、そもそも積極的に汚れた空気を取り込む場所ですから、汚れがたまりやすいのです。
フィルターがあるから大丈夫、なんて思って放置して、あるとき意を決して分解掃除をしてみると、ダクトの中に謎のネバネバしたスライム状物体がべっとり溜まっている…なんてことも。
また、油汚れはゴキブリなどの虫の大好物。
一旦寄せ付けてしまったら目も当てられません。
フィルターを外して換気扇を分解するような掃除も定期的にやりましょう。
【その3】《ダニ&カビ》
換気がうまくいかないと、油だけでなく、湿気もうまく排出されません。
湿気が部屋にたまると、ちょっとした家具の隙間や隅っこに湿気が溜まって、結果としてダニやカビが繁殖しやすくなります。
お気に入りの家具にいつのまにか黒い点々がついてしまったら悲しいですね。
これを放っておくと、さらにハウスダストアレルギーなどの深刻な症状につながる恐れもあります。
【その4】《故障や火事の原因になることも》
換気扇やフィルターを汚れたまま放置していると、きっと音もうるさくなるはずです。
これは、換気扇を回すモーターに負担がかかって、過剰に働いているためです。
汚れやほこりがモーターにつまると、モーターの故障の原因になります。
これに加え、油汚れとのダブル効果で火事の原因にもなりかねません。
最近うちの換気扇うるさいなあ、と思うようになったら、手遅れになる前にお掃除しましょう。
故障を未然にふせぐことで、結果的に余計な出費も防ぐことができます。
【その5】《吸気口側も気をつけて!》
実は部屋の空気を入れ替えるためには、空気を排出する(換気扇側)だけでなく、空気を取り入れる側にも気をつけておく必要があります。
花粉の季節、積雪期、自宅周辺が工事をしているときなど、なかなか窓を全開にして新鮮な空気をお部屋に入れられないこともありますが、そういったときにお部屋に吸気口があると助かります。
吸気口にフィルターを取り付けている人も多いと思います。
このフィルターも、換気扇フィルターと同様、汚れてしまうと、空気の流れが悪くなるだけでなく、わざわざフィルターで一旦空気を汚して部屋に取り込むことになりかねません。
黒っぽくなってきたらすぐに取り換えましょう。
まとめ
換気扇のフィルターを放置すると大変な5つの理由
【1.部屋中が油まみれに】
放置されたフィルターは、繊維の隙間にたくさんのゴミが詰まっているため、うまく換気できていません。
フィルターが黄色っぽくなってきたらすぐに新しいものに取り換えましょう。
【2.換気扇やダクトの中も油まみれ】
換気扇フィルターを放置しておくと、換気扇の内部にも油やほこりが入り込んでいきます。
フィルターを外して換気扇を分解するような掃除も定期的にやりましょう。
【3.ダニ&カビ】
換気がうまくいかないと、油だけでなく、湿気もうまく排出されません。
湿気が部屋にたまると、ちょっとした家具の隙間や隅っこに湿気が溜まって、結果としてダニやカビが繁殖しやすくなります。
【4.故障や火事の原因になることも】
汚れやほこりがモーターにつまると、モーターの故障の原因になります。
最近うちの換気扇うるさいなあ、と思うようになったら、手遅れになる前にお掃除しましょう。
【5.吸気口側も気をつけて!】
実は部屋の空気を入れ替えるためには、空気を排出する(換気扇側)だけでなく、空気を取り入れる側にも気をつけておく必要があります。
黒っぽくなってきたらすぐに取り換えましょう。
いかがだったでしょうか。
気がついたら大変なことになっていた、私の手に負えない、という場合は、一度プロにお掃除を頼むのも一つの方法です。
激しく汚れて油がはがせないくらいになってしまったものを自分で一から掃除することに比べたら、一旦きれいになったものを、ときどき掃除するのはそんなに大変ではありません。
また、専門の業者は様々な専門のスキルを持っていますので、そういった人に、直接、換気扇を維持するコツを尋ねてみるのもよいかもしれませんね。
また、よく使われる不織布製のレンジフードフィルターでも汚れをある程度防ぐことはできますが、ぐっとお掃除が楽になるようなグラスウール製や、特殊コーティングされた金属製のフィルターもあります。
換気扇だけでなく、お部屋全体を綺麗に使い続けるためにも、検討してみてはいかがでしょうか。
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