上野の森美術館の行き方
東京都台東区上野恩賜公園内にある上野の森美術館。
公益財団法人日本美術協会が運営する美術館で、1972年4月に開館しました。
常設展示は行っていませんが、開館以来、重要文化財の公開をはじめ、さまざまなジャンルの美術展を行っています。
定期的に他にはない独創的な企画展が開催されているのが有名です。
美術館主催の現代美術展(VOCA展)、上野の森美術館大賞展などが有名な企画展です。
上野の森美術館は、交通アクセスのよい美術館です。
最寄り駅はJR上野駅公園口、徒歩3分ほどで到着します。
その他、京成電鉄上野駅、東京メトロ銀座・日比谷線上野駅山下口からも徒歩3~5分程度で到着します。
上野の森美術館のチケット料金
上野の森美術館は、常設展示はなく、企画展の開催のみになっています。
そのため、料金は各企画展によって異なります。
チケットの料金は、大人1000~2000円、高校生以上 500~1000円程度、中学生以下は無料となっています。
企画展の前売り券は、開催前チケットぴあなどで販売されています。
当日券より200円ほど安く購入できます。
人気の企画展では、前売り券でチケットが完売になることもあるので、行こうと思っている企画展は予め前売り券を購入しておいたほうが安心ですね。
上野の森美術館のチケット割引
上野の森美術館の観覧を希望するときは、前売りチケットを購入するとお得になります。
その他、各企画展には、割引チケットを準備していることも少なくありません。
割引チケットをプリントアウトし、持参すると100~200円引きとなります。
このとき、学生の方は学生証持参を忘れないで下さい。
多くの美術館では、「みんなの優待」「駅探バリューDays」「デイリーPlus」「ベネフィット」の会員であれば、割引料金でチケット購入できるのですが、上野の森美術館は対象ではありませんでした。
また、都内の美術館、博物館や飲食店などで、東京メトロ、都営交通が発行している1日乗車券を提示すると割引やプレゼントなどの特典が受けられるサービス、「CHIKA TOKU」があります。
上野の森美術館は「CHIKA TOKU」も対象施設ではありませんでした。
上野の森美術館は、他の美術館に比べ、割引料金でチケットを購入することは難しいようです。
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上野の森美術館の年間パスポート
上野の森美術館には、美術の啓蒙、普及を目的とした、友の会があります。
この友の会では、絵画実技講座の開講、スケッチ講座などを行っています。
また、これらの講座に参加された方は、上野の森美術館で開催されるアトリエ展への出品ができます。
友の会の年会費は3000円で、入会月より1年間有効となっています。
継続の場合、自動継続ではなく、有効期限までに更新手続きを行うことが必要となります。
友の会会員になると、展覧会の招待券が贈呈されたり、会員証提示で入館できたりします。
また、特別展のみ友の会の限定料金での割引券を購入することができます。
その他、年3回会報誌「ARTの森」「友の会通信」が届きます。
友の会入会は、来館時に美術館事務局で手続きするか、郵便振込での手続きとなります。
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上野の森美術館でクレジットカードは使える?
美術館ではクレジットカードが利用できるところと、そうではないところがあります。
上野の森美術館では、チケット販売窓口でのクレジットカードの利用はできません。
しかし、喫茶「Café MORI」やミュージアムショップでは利用できます。
ミュージアムショップには、ここでしか購入できないオリジナルグッズもたくさんあり、図録もあります。
現金がない場合でもクレジットカードは利用できるので、ぜひ欲しいものを選んで、美術館ならではの買い物を楽しんでみて下さい。
上野の森美術館のアートスクール
上野の森美術館で運営している絵画実技教室「上野の森アートスクール」があります。
油彩・アクリル・水彩・日本画のクラスがあり、美術館ならではの熟練者だけではなく、初心者も学べます。
どのクラスも初心者から熟練者まで一緒になって、講師の先生がそれぞれに合った指導をしてくれるシステムになっています。
講座のコースは、じっくり6か月時間をかけて学ぶ通常講座、週末など1~2日で完結する単発講座、学校の長期休暇やGWの特別講座、通信講座のアートレター講座があります。
年齢制限はしていませんが、基本的に子供向けの講座ではなく、大人を対象にしたものになっています。
授業に必要な画材について、画用紙、キャンバス(F10号)、クロッキー帳、木炭紙の販売はありますが、その他の画材は各自準備が必要です。
上野の森美術館でグッズだけ購入できる?
上野の森美術館のミュージアムショップでは、上野ならではのオリジナルグッズが販売されています。
オリジナルポストカードは西郷隆盛像のイラストとなっています。
オリジナル一筆箋も西郷隆盛像のイラストで正面と後ろ姿の2種類があります。
手足を広げることができる「人体定規」、「ツバメノートSECTION」の上野の森美術館バージョンの方眼ノートとなっています。
グレーにゴールドのエンブレムが評判となっている商品です。
美術館でないと購入できないオリジナルグッズがいくつもあります。
上野の森美術館では、入館しなくても、ミュージアムショップは無料で入ることができるので、グッズだけの購入も可能です。
ミュージアムショップだけ覗いてみるのも楽しいです。
上野の森美術館のコインロッカー
美術館を観覧するときは、できるだけ身軽に動きたいですね。
荷物が気になり、作品に集中できなかったり、自分でも気づかないうちに荷物のために周りの人に迷惑をかけていたりすることがあります。
そんなことがないように、美術館ではコインロッカーに荷物を預けておくほうがいいです。
上野の森美術館のコインロッカーは、エントランスに入る前の建物の外にあります。
利用するときは100円硬貨を入れないといけませんが、利用後に戻ってくる方式なので、気軽に利用できます。
ただし、このコインロッカーは割と小さめなので、スーツケースのような大きな荷物は、受付で相談すると預かってもらうことができます。
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上野の森美術館周辺でランチをひとり楽しむには?
美術館には1人でじっくりと出かけたいという方も少なくありませんね。
友人など気の合う人と出かけるのもいいですが、自分のペースで観覧できるのは何にも代えがたいものがあります。
そんな1人で出かけたあと、美術館での余韻に浸りながら、ランチを楽しめるとなおうれしいですね。
ランチなので、軽めの食事がいいかもしれません。
そんな美術館周辺のお店を紹介します。
「Café&Rotisserie LA COCORICO 上野の森さくらテラス店」は、ロティサリーチキンが人気のお店です。
テーブル席、ソファ席、カウンター席などあり、落ち着いた雰囲気の空間で食事を楽しめます。
「goodspoon Cheese Sweets &Cheese Brunch エキュート上野店」では自家製チーズ料理が人気です。
ブッラータチーズが丸ごと1つのった「王様のボロネーゼ」が名物料理です。
パンケーキなどのスイーツも好評となっています。
上野の森美術館の駐車場
上野の森美術館には専用駐車場がありません。
車を利用しての来館の場合、近隣の有料駐車場を利用して下さい。
上野パーキングセンターは美術館入口より近く、24時間営業なので便利です。
料金は30分ごとに300円となっています。
上野の森美術館の展覧会のチケットの半券を提示すると駐車料金の割引を受けられるので、半券は捨てないように気をつけて下さい。
満車で駐車できなかったり、駐車場探しが面倒だったりという方は、「akippa」「特P 」などを利用して、事前予約しておくと安心かもしれません。
事前予約の場合、より安い駐車場を利用することもできます。
便利に活用されるといいですね。
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