ダッチベイビーの意味・どこの国の料理か?
ダッチベイビーは、ドイツ風パンケーキなので、もともとはドイツの料理です。
フライパンではなく、オーブンを使ってじっくり焼き上げたドイツ風パンケーキのことです。
アメリカに移民したドイツ系の人たちが作っていたパンケーキが元になっています。
アメリカ老舗パンケーキ店の「オリジナルパンケーキハウス」2代目オーナーが「ダッチベイビー」と名付けて販売を始めました。
ドイツ風パンケーキなので、もともとは「ジャーマンパンケーキ」という名前で販売されていました。
しかし、パンケーキのサイズが大きすぎて残してしまう人が多かったので、2代目オーナーが小さく食べやすいサイズにして販売しました。
その際に、ドイツの隣国でドイツより国の面積が小さいオランダの名前をとり、お年寄りから赤ちゃんまで誰でも食べてほしいという思いからダッチベイビーと名付けたそうです。
ドイツ系の人が作っていたことから「ドイチュ」とも呼ばれ、それが訛り、「ダッチ」と呼ばれるようになったとも言われています。
ダッチベイビーはアメリカでは有名ですが、もともとはドイツの料理が発祥です。
ダッチベイビーのカロリー
ダッチベイビーは、通常のパンケーキとは違い、ジャーマン生地と呼ばれる卵をふんだんに使った生地を使って、オーブンで焼きます。
生地はサクサク、ふわふわでまるでシュー皮のような味わいです。
焼きあがったダッチベイビーにホイップバター、レモン汁、粉砂糖を振りかけて食べます。
一般的なダッチベイビー1人前 170gのカロリーは、469kcalです。
そこホイップバターやクリームをのせて食べることが多いので、さらにカロリーアップします。
その場合、1人前で800kcalを超えるものも少なくありません。
ダッチベイビーは、食事はもちろん、おやつとしても食べられるものです。
しかし、高カロリーなので、食後のデサートにしてしまうと、カロリーオーバーになってしまうので、気をつけて下さい。
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ダッチベイビーとパンケーキの違い
ダッチベイビーは、シュー生地のような、クレープ生地のような、外はカリカリ、中はもちもちの食感が魅力です。
材料は普通のパンケーキとほぼ同じです。
材料の配合、焼き方の違いで見た目も食感も違っています。
材料はパンケーキより卵が多いです。
また、パンケーキはフライパンで焼きますが、ダッチベイビーはスキレットなどに入れて、オーブンで焼きます。
容器に入れて焼くので、焼く時は裏返すこともありません。
そのため、ふっくらしているので、見た目はパンケーキよりもケーキに近い感じです。
ダッチベイビーはバーベキューの時におすすめ
バーベキューのとき、デザートが欲しくなりますね。
そんなときに簡単にできるのが、ダッチベイビーです。
バーベキューなので、材料はできるだけ少なくしたいですね。
そんなときに便利なのが、ホットケーキミックスです。
ホットケーキミックスを使って、スキレットに入れて、バーベキューグリルの上で焼くだけでできます。
材料は1人前、15cmのスキレット1台分で、ホットケーキミックス40g、牛乳大さじ4、卵1個、バター5g、粉砂糖適量、お好みでトッピング用フルーツ、チョコレートソース、クリームなどです。
作り方は、材料を全部入れて、よく混ぜます。
スキレットはバーベキューグリルで温めておきます。
スキレットが温まったら、バターを溶かしてから、生地を流し込みます。
スキレットの上にアルミホイルでフタをして、20~25分程度焼くだけです。
注意点は、生地が膨らんできても、焼きあがるまでアルミホイルのフタを開けないことです。
開けてしまうと膨らんだ生地がペシャッと潰れてしまいます。
ダッチベイビーを焼いている間に、バーベキューグリルの横でアルミホイルに包んだバナナやリンゴを焼いておけば、トッピングにできます。
簡単にできるので、一度試してみて下さい。
ダッチベイビーを直火で?
ダッチベイビーは、フライパンではなく、オーブンを使ってじっくり焼き上げたドイツ風パンケーキです。
通常のパンケーキとは違い、ジャーマン生地と呼ばれる卵をふんだんに使った生地を使って、オーブンで焼くので、生地はサクサク、ふわふわでまるでシュー皮のような味わいです。
焼きあがったダッチベイビーにホイップバター、レモン汁、粉砂糖を振りかけて食べます。
ダッチベイビーは基本的にオーブンを使うので、直火では仕上げません。
では、オーブンがないとダッチベイビーを作れないのでしょうか。
オーブンの代わりに魚焼きグリルを使って作ることができます。
材料はオーブンで焼くダッチベイビーと同じです。
焼く前にスキレットを魚焼きグリルで強火で予熱しておきます。
予熱したスキレットでバターを溶かし、ダッチベイビー生地を入れます。
3分ほどで膨らむので、焼き色がついたらアルミホイルをかぶせて、余熱で中まで火を通します。
ダッチベイビーをIHで?
IHは、ガスコンロとは違い、温度管理ができるものあります。
そのようなIHを使用している場合は、オーブンのようにダッチベイビーを作ることができます。
作り方は、直火で焼くときのようにIHでスキレットを加熱しておくことがポイントです。
温度設定できるグリルの場合は180℃に設定します。
そうでない場合は、高めの温度や火力を強くしておきます。
焼く前にスキレットはIHコンロの中火で加熱しておきます。
スキレットを焼いておくと焼き時間を短くすることができます。
加熱したスキレットにバターを入れ、溶かします。
その中にダッチベイビー生地を入れ、180℃で15分~20分焼きます。
ダッチベイビーをオーブンなしで?
ダッチベイビーは、オーブンを使って焼くドイツ風パンケーキです。
オーブンを使うことで、外はパリパリ、中はもっちりとした食感になります。
オーブンがなくても、先に紹介したように魚焼きグリルやIHコンロで焼くことができます。
この場合、スキレットでなくても、耐熱製ガラス容器やケーキ型を代用しても大丈夫です。
ダッチベイビーをスキレットなしで?
ダッチベイビーを作るとき、スキレットを使うと焼き上がりがいいだけではなく、そのまま食卓に出すことができるのでおしゃれです。
では、スキレットがないとダッチベイビーは作れないのと考えてしまいますね。
そんな場合、スキレットなしでも作ることができます。
お菓子作りに使う耐熱製ガラス容器やケーキ型、パイ皿をスキレットの代用として作ることができます。
スキレットを使わないときは、レシピの材料に注意が必要です。
多くのレシピは直径15cmのスキレット用になっていることが多いです。
耐熱製ガラス容器やケーキ型、パイ皿は直径18cm以上のサイズのものだったりします。
そのときは、材料の調整をして作って下さい。
18cmサイズの場合は1割増し程度にすると見ためにふっくらとし他仕上がりになります。
15cmサイズのレシピのままでも作ることができますが、少々ふっくら感が少なめになります。
ダッチベイビーは1人で食べられる?
ダッチベイビーは直径15cmほどで、基本のトッピングはバターと粉砂糖だけなので、1人で食べ切れないボリュームではないです。
しかし、人気店のダッチベイビーは、フルーツやクリームなどトッピングされており、1人で食べ切れないこともあるかもしれません。
特にSNS映えするダッチベイビーは1人分の量ではないかもしれません。
また、バーベキューでもデザートで作る場合もあります。
こちらは大勢で食べるので、ちょうどいい量かもしれません。
ダッチベイビーの大きさだけで判断すると、1人でも余裕で食べられると思いがちですが、トッピングによっては意外とボリュームがあるので、お店で注文されるときは気を付けてみて下さいね。
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