北岳山荘・混雑に関する情報まとめ【予想、テント場、ピークなど】

北岳山荘の混雑予想

北岳山荘は、南アルプス国立公園内の赤石山脈の北岳から中白根山にかけての鞍部にある山小屋です。
標高2900m地点にある山梨県南アルプス市営のものです。
北岳登山や白峰三山の継走には欠かせない山小屋となっているので、夏山シーズンになるとかなり混雑します。
北岳山荘の収容人数は150人となっています。
しかし、夏山シーズンの週末は大混雑することが多いです。
ひどい場合は400人を超える宿泊者になってしまうこともあります。
北岳山荘は予約なしでも利用できるため、定員の2倍になることもざらです。
その理由は、山小屋は宿泊施設だけではなく、避難小屋としての役割があります。
訪れた全ての人の宿泊を受け入れなければならないからです。
北岳山荘は完全予約制ではなく、予約希望となっています。
混雑状況の把握のため、10人以上の宿泊希望の場合は、数日前までの事前連絡をお願いしますとなっています。

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北岳山荘の混雑・お盆

夏山シーズンの週末は混雑することは先にも述べた通りですが、8月10日くらいから15日までは大混雑が予想されています。
北岳山荘は宿泊施設として役割だけではなく、避難小屋としての役割もあります。
登山のための安心、安全、安眠を提供する場でもあるのです。
しかし、お盆の時期は登山者が多く、定員以上の人が訪れています。
混雑のピークの際は、受付だけに2~3時間かかる、食事の準備に深夜1時までかかる、1枚の布団に3名が眠るという混雑状態になってしまうこともあります。
混雑のため、夜眠れず、登山や下山中の事故につながる事例も複数ありました。
そのため、お互いの安全確保のため、可能な方には、お盆や週末の北岳山荘利用を変更のお願いを提示しています。

北岳山荘テント場の混雑

北岳山荘の北側、南側、東側の3か所にテント場があります。
80張りほどのテントを張ることができます。
テント場の利用の予約は不要となっています。
テント泊の場合、食材を持ち込み、自分で調理となりますが、水は北岳山荘で購入することができます。
テント場も山小屋の混雑時は、混雑します。
しかし、テントを張る場所さえ確保すれば、しっかりと自分の空間を確保することができます。
そのため、山小屋で人が密集している雑魚寝よりもテント泊のほうがゆっくりと過ごせるかもしれません。
北岳山荘でテント泊を検討する場合は、しっかりとした登山用テントの準備をして下さい。
レジャー用では悪天候になった場合は対応できません。
その点を十分注意して下さい。

北岳山荘の金曜日の混雑

梅雨明け以降の夏山シーズンの週末は混雑します。
休日に登山を楽しむため、特に海の日をはさむ3連休の初日や中日は最も混雑する時期となります。
混雑を避けるには、一番避けたいのが土曜日となります。
金曜日に宿泊し、土曜日に登山をするのは、比較的混雑を避けることができます。
混雑を避け、安全に登山を楽しみたい、しかも休日を有効に使いたい場合は、土曜日の宿泊を避けるため、前日の金曜日または後日の日曜日に有給取得する方法もあります。

北岳山荘の混雑ピーク

北岳山荘の混雑のピークは、夏山シーズンが始まり、梅雨明けした後の7月中旬からお盆休みをはさむ8月中旬です。
次に混雑するのが、9月からの紅葉シーズンです。
敬老の日、秋分の日、体育の日には混雑します。
北岳山荘がクローズする11月になると、冬に向かうので、混雑はしなくなります。
夏山シーズンに北岳山荘を利用する場合、混雑を避けるため、できるだけ平日の利用をおすすめします。
また、北岳山荘からも少人数の場合の予約は不要ですが、15時までには山荘に到着してほしいとのことです。
せっかくの登山なので、安心して、安全に楽しみたいものです。
そのためには、休息する場所の確保は必須です。
できるだけ混雑を避ける登山プラン、北岳山荘の利用を検討することも大切なことかと思います。

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